よくあるご質問

Q.墓地・霊園はどのように選べばいいですか?
墓地・霊園は大きく分けて「お寺が管理する寺院墓地・公園墓地」「地方自治体が管理する公営墓地」「民間企業や民間団体が管理する民間霊園」の3つの種類があります。それぞれメリット・デメリットがあるためご自身に合った墓地・霊園を比較検討しましょう。探し方はインターネットや友人・知人の口コミの他、石材店から情報をもらうこともできますが、どの場合でも必ず現地へ足を運んで自分の目でチェックすることが大事です。「墓地・霊園の選び方」について、詳しくは『はじめてのお墓づくりガイド』で紹介しています。
Q.お墓はいつ頃までに建てればいいですか?
お墓をいつまでに建てなければならないという規則は基本的にはありませんが、使用規則で「お墓の使用権取得後、〇年以内に墓石を建てなければならない」と決められている場合にはその期限内で建てなければいけません。期限がなくすぐに建てられない場合も、できれば三回忌までには建てたいものです。また最近は「寿陵」といい、生前に自分のお墓を建てる方も増えています。
「お墓を建てる時期」について、詳しくは『はじめてのお墓づくりガイド』で紹介しています。
Q.墓地・霊園を決めてからお墓を建てるまでには何をすればいいのですか?
墓地・霊園が決まったら、石材店と一緒に「建墓(お墓を建てること)」の計画を立てます。予算やお墓のイメージを固め、完成予定日や墓石に刻む文字、具体的なデザインなどを決めていきます。
石材店は建墓だけでなく何かあった時の相談や修理もお願いすることになるため、気軽に相談でき、しっかりと説明をしてくれるところを選ぶことが大切です。「建墓の流れ」について、詳しくは『はじめてのお墓づくりガイド』で紹介しています。
Q.「開眼法要」とは何ですか?
開眼法要は納骨の前に必要となる儀式で、入魂式・入仏式・お霊入れ・性根入れなど、宗派や土地によってさまざまな名前で呼ばれています。「開眼」とは、供養して仏の魂を迎え入れるという意味です。お墓は建てただけではただの石に過ぎず、この儀式を済ませて初めて礼拝の対象となります。「開眼法要」について、詳しくは『はじめてのお墓づくりガイド』で紹介しています。
Q.お墓参りのマナーや作法を教えてください。
お墓参りではまずお掃除をしてお墓を清めた後、お線香を供えてお参りします。一人ずつ墓石の正面に向かって、自分の宗派の名号を静かに唱えながら合掌礼拝し、冥福を祈る気持ちや感謝の気持ち、思っていることなどを心の内で語りかけます。お線香の上げ方や名号の唱え方、合唱の仕方、数珠の形や扱い方は宗派により異なるため、事前に調べておきましょう。また、お参りの後は隣接する区画に配慮し、後始末することも大切です。
お墓参りのマナーや作法」について、詳しくは『はじめてのお墓づくりガイド』で紹介しています。
Q.お墓を移転する事はできますか?
お墓を移すことを「改葬」といい、遺骨が埋葬されている市町村に申請して「改葬許可書」が発行されれば移転が可能となります。改葬で使わなくなった墓地は、ご自身の責任の下で墓石の撤去と現状回復を行い、管理者に返還する必要があります。また、土葬で埋葬されている、分骨したいなど、特殊な改葬の場合はそれぞれ異なる手順が必要となります。「お墓の引っ越し『改葬』」について、詳しくは『はじめてのお墓づくりガイド』で紹介しています。
Q.お墓の購入による節税効果はありますか?
お墓の生前購入により相続税を節税できる場合があります。お墓や仏壇など先祖を供養するための財産は祭祀財産(さいしざいさん)と言い、非課税となります。例えば、建墓費として 200 万円の貯金を残すと、場合によっては相続税が掛かり、ご家族がもらえる遺産が減るかもしれません。一方、生前に 200 万円のお墓を建てて相続する場合、同じ 200 万円でもこちらには相続税が掛からず、残されたご家族には多大なメリットがあるのです。
「お墓の節税効果」について、詳しくは『はじめてのお墓づくりガイド』で紹介しています。
Q.お墓を建てるには、どのような費用がかかりますか?
墓地をお持ちでない方は、墓地探しから始めます。墓地を使用するにあたって「墓地永代使用料」、「年間管理料」などが必要になり、それぞれにかかる費用は墓地の運営母体や地域により異なります。墓石本体や囲い外柵の費用は使用する石の量や種類によって異なりますが、お客様のご予算やご希望を踏まえ、墓地の広さなどに合ったお墓を提案いたします。その他、祭祀の際にお寺様・神宮様などへお渡しする「お布施」などが必要です。
Q.お墓にはどんな形、種類がありますか?
大きく分けると「和型石塔」と「洋型石塔」の2種類で、「和型石塔」は建立する地域や宗派により少しずつ形状が違います。五輪塔や宝篋印塔、笠塔婆石塔などの「先祖供養塔」を一緒に建立されるお客様もいらっしゃいます。「洋型墓石」をご希望のお客様には、デザイン墓石カタログのご用意もございます。またお客様のご要望をお墓のデザインに反映させる「オリジナル墓石」も対応致します。墓石の形や大きさには特別な決まりはなく、墓地におさまる寸法ならば自由に決められますが、墓地によっては仕様や墓石の大きさについてある程度の制限をしている所もあります。
Q.お墓の手入れはどうすればいいですか?
墓石は水で湿らせた軟らかいスポンジや布で汚れを落とした後、水分が残らないように拭き取ってください。洗剤やタワシを使うと却ってお墓を傷めます。文字や家紋を刻んだ部分は、柔らかい歯ブラシなどを使うと中の汚れが落ちやすいです。ただ、お手入れをしていても表面にサビや黒ズミが出てくることがあり、こうした汚れを落とすには専門的な技術が必要になります。専門業者をご紹介致しますので、お困りの方は遠慮なくご相談ください。
Q.墓石に刻む文字などの内容に決まりはありますか?
墓石に刻む文字の書体などにルールはありませんが、よく使用される書体があります。同じ文字を刻んでも、書体を変えることで印象が大きく変わるので、どの書体が自分のイメージに合うか事前に確認してみましょう。また、多様化する現代のお墓では、花の彫刻を施す方も増えてきました。「お墓の彫刻」について、詳しくは『お墓の彫刻ガイドブック』で紹介しています。
Q.お墓の向きはどちらでもいいのでしょうか?
お墓は仏さまをお迎えしたからには仏塔です。仏の座に東西南北はありませんので、向きはどちらでも問題ありません。
Q.お供物はどうすればいいですか?
お供物は持ち帰って皆で食べます。「共食い」と言って中身は先祖さま、外実(実身)は皆で食べてください。
ありがたいことです。

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